企業規模の大小に係らず、多かれ少なかれ社員は不満を持ちます。
賃金、賞与、昇給・昇格、評価、人間関係等、数え上げたら切りがありません。
・何故、自分はこの賃金なのか
・何故、今回の賞与はこの額なのか
・何故、同僚と昇給・昇格に差があるのか・・・
人事制度の構築にあたって大切なことは、これらの疑問に答えようとするハートです。
そして、制度構築の過程において、これらの疑問が解消されます。何故ならば、全ての答えは経営者様にあり、経営者様の“人事”に対する考えを表に出した仕組みとするからです。
今までは、賃金の決定や賞与・昇給・昇格の決定等、経営事項ということで、全てが闇の中と言っても過言ではないでしょう。
もちろん、オープンにする法的義務もありませんし、「何故?」と問われた所で応じる義務もありません。
しかし、『闇の中で決められていたこと = 社員の不満』 と考えて頂いて宜しいです。
例えば評価、
・社員は本当の評価を知らない
・知らないことには、どこがダメでどこが良いのか分からない
・今後も今まで通りで良いのか分からない
・どこをどう頑張れば良いのか分からない 現実の思考はこのようになります。
この思考に対し、「そんなことだから君はダメなんだ。」 と思うのは簡単です。
しかし、本当に分からない時には、何らかの手段で伝えないことには、本人が成長することを止めてしまいます。成長が止まるということは、その社員は“いるだけ”の社員と化してしまい、やる気が途絶えたいわゆる“お荷物社員”となります。
そして、『役立たず⇒解雇⇒トラブル⇒訴訟⇒敗訴⇒時間と金銭の浪費』 へと進むのです。
★社員の期待像をオープンにすること
★社員の評価にバラツキがあれば組織的に決定すること
★評価を社員にフィードバックすること
★評価に基づいて指導改善を行うこと
★昇給・賞与の決定方法を説明すること
全ての仕組みが盛り込まれた人事制度が動き出せば、社員は行動を起こし始めます。
何故ならば、知らない・分からないことが解消されたからです。
繰り返します。 社員の心の方程式は、『やってもやらないでも同じ = わざわざやらない』 です。
やらず勝ちの風土だけは「絶対に作ってはならない」ことは言うまでもなく、闇に光を当てることで社員は心を動かされ、真の信頼関係の形成と共に、経営者様の目指す経営が実現できます。